「関戸城」66城目@日本の城　#東京都多摩市

■城名
関戸城（せきどじょう）

■別名
天守台

■所在地
東京都多摩市桜ケ丘

■見ごたえ
★★

■築城年
不明

■築城者
不明

■主な城主
佐伯氏？

■城分類
山城

■歴史
１．元弘三年（1333）五月十六日 – 関戸の戦い:
元弘三年（1333）五月十六日、鎌倉幕府打倒を目指す新田義貞と幕府方の北条泰家らが霞ノ関周辺で激突する「関戸の戦い」がありました。
この時、関戸城がすでに存在していたかどうかは不明です。

２．明応三年（1494） – 扇谷上杉定正による攻略:
明応三年（1494）八月、扇谷上杉定正が山内上杉顕実を攻め、その際に「関戸の塁」を落としたとされています。
この「関戸の塁」が関戸城と同一である可能性が考えられています。

３．城山の東斜面 – 佐伯氏の館:
城山の東斜面には、後北条氏時代に関戸城の守将を務めたとされる佐伯氏の館があったとされています。

関戸城に関する歴史的な情報は不確かさを含んでおり、特に元弘三年の段階での城の存在については詳細が不明です。戦国時代の戦乱により、城の変遷が複雑であった可能性があります。”

■場所

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■城巡り記録

2023年10月22日

聖蹟桜ヶ丘の駅から、ジブリの映画『耳をすませば』のモデルとなったいろは坂や神社を越えると関戸城の跡地があります。

特に遺構は無いようですが、碑があるのでこの辺がそうなんだなぁと知ることが出来ました。

多摩川からかなりの急坂を上ってここにたどり着くので、この場所を抑えると戦いやすいのも分かります。

分倍河原の戦いなど、この辺は鎌倉時代末期の戦場であったため、記録にはありませんが、幾多の戦いが繰り広げられたのでしょう。