■城名
江戸城
■所在地
東京都(武蔵国豊嶋郡江戸)
■称号
日本100名城、日本五大名城、東京都三名城
■別名
千代田城、江城(こうじょう)
■築城年
1457年(長禄元年)
■築城者
太田道灌
■主な改修者
徳川家康、秀忠、家光(江戸期)
■主な城主
太田氏、扇谷上杉氏、後北条氏(戦国期)
徳川将軍家(江戸期)
皇室(大日本帝国憲法下)
国(日本国憲法下)”
■天守
城跡
■天守構造
1606年新築天守(解体、非現存)
連立式層塔型5重5階地下1階
1621年再築天守(解体、非現存)
独立式層塔型5重5階地下1階
1635年再築天守(焼失、非現存)
独立式層塔型5重5階地下1階
■城郭構造
輪郭式
■城分類
平城または平山城
■縄張り
江戸城は麹町台地の東端に、扇谷上杉氏の家臣太田道灌が築いた平山城
近世に徳川氏によって段階的に改修された結果、総構周囲約4里と、日本最大の面積の城郭になった
慶長期天下普請慶長8年(1603年) 家康が江戸開府して以降は天下普請による江戸城の拡張に着手
外郭石壁普請:細川忠興、前田利常、池田輝政、加藤清正、福島正則、浅野幸長、黒田長政、田中吉政、鍋島勝茂、堀尾吉晴、山内忠義、毛利秀就、有馬豊氏、生駒一正、寺沢広高、蜂須賀至鎮、藤堂高虎、京極高知、中村一忠、加藤嘉明
天守台の築造:黒田長政
石垣普請:山内一豊、藤堂高虎、木下延俊
本丸の普請:吉川広正、毛利秀就
城廻の普請:遠藤慶隆
■歴史
江戸(東京)の地に最初に根拠地を置いた武家は江戸重継
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての江戸氏の居館が、後の本丸・二ノ丸辺りの台地上に置かれていたとされる
15世紀の関東の騒乱で江戸氏が没落したのち、扇谷上杉氏の上杉持朝の家臣である太田道灌が、享徳の乱に際して康正3年(1457年)に江戸城を築城した。
天正18年(1590年)、豊臣秀吉の小田原攻め(小田原征伐)の際に開城。秀吉によって後北条氏旧領の関八州を与えられた徳川家康が、同年8月朔日(1590年8月30日)、駿府(静岡)から江戸に入った
天下普請前家康が入城した当初、江戸城は道灌の築城した小規模な城でありかつ築城から時を経ており荒廃が進んでいたため、それまでの本丸・二ノ丸に加え、西ノ丸・三ノ丸・吹上・北ノ丸を増築、また道三堀や平川を江戸前島中央部(外濠川)へ移設した。
明暦3年(1657年) 明暦の大火により天守を含めた城構の多くを焼失。町の復興を優先し、また経済的な理由から天守は再建されなかった。
安政2年(1855年) 安政大地震により石垣、櫓、門など多大な被害を受ける。
■見どころ
(遺構)現存櫓・門、石垣・土塁・堀
(国の重要文化財)桜田門、田安門、清水門
(再建)富士見櫓、伏見櫓・多聞櫓、桜田巽櫓、大手門
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2019年6月9日
日本城郭検定の会場は水道橋でした。
せっかく水道橋まで来たならすぐ近くに江戸城があります。
帰りに江戸城に寄っていくことにしました。
ついでにスタンプも押します。
生憎のスマホカメラはご機嫌斜め。
写真が暗く映ってしまいます。
江戸城のお堀は幅が広いです。
休日の皇居は混んでいるわけでもなく、そこそこ人がいて良い感じです。
お堀の石垣はきれいに積まれています。
桝形の入り口を曲がるときれいな休憩所があり、そこでスタンプを押すことが出来ます。
ちょうどインクを入れ替えたとのことで、非常にきれいに押すことが出来ました。
皇居の周りはランナーや自転車乗りがたくさんいます。
そして、桜田巽櫓です。
江戸城は中に入れないので、外から見学。
立派な櫓ですね。
こちらは坂下門。
皇居へ続いています。
厳重に警備されているので近寄るのも怖いです。
今日は急遽行ったため、一般開放などされているわけでもなく、外側から見るだけでしたが、十分満足できました。
さすが日本の中心。
整備されていて綺麗でした。
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2023年8月23日
2023年の夏は息子と江戸城に行きました。
前回は外から見ただけだったのですが、今回はちゃんと本丸跡まで巡ってきました。
算木積の石垣ですが石が大きいです。
そして江戸城のお堀には謎の水草が大量発生していました。
夏だとこんなになってしまうんですね。
お堀を埋め尽くしています。
そして大手門へ。
中に入ると石垣が積まれていますが、これがこれまでのお城の石垣と全然違います。
とんでもない石垣が1つではなく、何個も連なっています。
これだけで江戸城のすごさが分かりますね。
番所もありました。
でも、やはり気になるのは石垣です。
何処にある石垣もすごい。
とんでもなく大きい。
そして切込接ぎがものすごい精密。
本丸まで到着し、天守跡へ。
天守台が、これもまたびっくりするくらいの大きさです。
天守台の高さもすごいし、石の大きさもすごいし、広さもすごい。
江戸城恐るべしですね。