「春日山城」32城目@100名城 #新潟

■城名
春日山城

■所在地
越後国頸城郡中屋敷春日山(現在の新潟県上越市春日山町)

■称号
日本100名城、日本五大山城

■別名
鉢(蜂/八)ヶ峰(峯)城

■築城年
南北朝時代

■廃城年
1607年(慶長12年)

■築城者
上杉氏

■主な改修者
上杉房定、長尾為景

■主な城主
長尾氏、上杉氏、堀氏

■天守
なし

■天守構造

■城郭構造
連郭式

■城分類
山城

■縄張り
「春日山」の名称は、奈良の春日大社から分霊勧請(かんじょう)した春日神社に由来します。
春日神社の創建年代は、958年(天徳2年)説、守護上杉氏の築城の際とする説、文明年間(1469年~86年)という説などがありはっきりしません。
また、近くにある林泉寺の惣門は、春日山城の搦手門を移築したものであると言われていますが、確証はありません。
しかし、最低でも慶長まではさかのぼるものであるとも言われ、春日山城で最も古い建築物であると思われます。
多くの絵図には石垣や天守閣などが描かれていますが、ほとんど空想であり、石垣も瓦も発掘されていません。

■歴史
南北朝時代に越後国守護である上杉氏が越後府中の館の詰め城として築城したのが始まりとされます。
1507年(永正4年)、守護代であった長尾為景が上杉定実を擁立して守護上杉房能を追放した。新守護として定実が府中に入ると、長尾氏が春日山城主となりました。
上越市中部にある春日山山頂に築かれ、天然の要害を持つ難攻不落の城とされ、為景、晴景、上杉謙信(長尾景虎)、上杉景勝の四代の居城となりました。
しかし、上杉景勝が会津へ移った後に越後を支配した堀氏は、政治を取り仕切るに不便として、1607年(慶長12年)に直江津港近くに福島城を築城して移り、春日山城はその役目を終えました。

■見どころ
(遺構)土塁、堀切、郭、井戸、虎口
(指定文化財) 国の史跡
(再建造物) 毘沙門堂

■御城印

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■城巡り記

2021年10月30日

春日山駅を降りるとそこはもう上杉謙信の本拠地です。

駅前から上杉謙信押しが強いですね。

春日山城まで3㎞くらいありますが、せっかくなので歩いていくことにしました。

コロナ禍ではありますが、とりあえず緊急事態宣言は解除されました。

でも、まだ人は少ないです。

途中、春日山城にはまだだいぶ手前ですが史跡の石碑がありました。

工事の柵も上杉謙信です。

この辺だけのでしょうか。

すごいですね。

上杉謙信愛が。。

途中に「上越市埋蔵文化財センター」があります。

ちょうど、「謙信公と春日山城展」がやっていました。

看板には春日山城の案内図があります。

かなり巨大な山城です。

こちらのセンターはまだ新しく綺麗でした。

中に入ると春日山城の模型があります。

上杉謙信の家臣が描かれた図。

直江兼続をはじめ、有能な武将が多かったのでしょう。

少年時代の幼名は「虎千代」

7歳で林泉寺に入り、名僧から文武の道を習い、14歳で元服し、長尾景虎と名乗り、19歳で兄に代わって越後守護代にないました。

その後関東管領職を上杉憲政から譲られ、上杉氏をの名乗るようになりました。

そして有名なのが武田信玄との闘い。

川中島で5度も戦っています。

こちらには御城印が販売されています。

せっかくですので、購入しました。

しかし、100名城スタンプは置かれていません。

そちらはかなり離れた場所にあります。

こちらは上杉家の家紋である「竹に二羽飛び雀」です。

表には春日山城を背に、カッコいい銅像がありました。

ここからは春日山城に向かって徐々に上っていきます。

大手道は左に入った方らしいです。

大手道の方にはいかず、道なりに上ると御前清水があります。

ここで謙信も水を飲んだのではないかと言われています。

ここからかなり坂の傾斜がきつくなります。

山城っぽくなってきましたが、まだ車で行くことが出来ます。

さらに上ったところにすもう場がありました。

戦国時代からここで相撲をとっていたのでしょうか。

そして山の中腹に来ました。

車はここまでです。

そして、ここに有名な謙信公の銅像があります。

いやぁ、予想していたよりも高い場所に鎮座していました。

ええっ、石垣がこんなに高いの。

という感じです。

ここから少し山登り。

ものすごい整備されていて、本丸まで見ることが出来ます。

折れ曲がった道を登っていくのが楽しそうです。

ここからでも十分景色はいいです。

そして三の丸に到着。

御館の乱で有名な景虎の屋敷跡があります。

というか、こんなに本丸と近い場所で戦っていたんですかね。

さらに上ると二の丸に到着。

こちらからの景色はさらに良くなりました。

二の丸から本丸まであと少しです。

ぐんぐん上ります。

本丸の向かいには天守台があります。

そして本丸

海が見えました。

ここから謙信公はいろいろな事を見て考えていたのでしょう。

この場所から千葉まで攻めたり、すごい遠征をおこなっていたんですね。

本丸の後ろには井戸曲輪があります。

そちらには巨大な井戸の穴が空いていました。

降りるときは別の道でおりました。

毘沙門堂や直江屋敷跡などを見ることができ、降りたところには春日山神社があります。

こちらは上杉謙信公を神として祀っているそうです。

素晴らしく大きな神社でした。

そこに向かう階段はものすごい長いですね。

ガイドの方に春日山神社より古くからある上杉氏の氏神の春日神社にも訪れた方が良いですよと言われていたので、そちらにも行ってみることにしました。

ちょうど100名城スタンプの設置しているものがたり館に行く途中にあるので行きやすいです。

こちらは近づくとものすごい神々しさを感じます。

神社の手前ですが、木々の間から光り輝く神社が見えました。

陽の光に照らされて、神社も新しいこともあり、光り輝いていました。

こちらは1200年前からあるという由緒正しき神社です。

春日山の名前の由来ともなっているといわれています。

さらに少し歩いて春日山城ものがたり館につきました。

こちらは堀や土塁なども見ることが出来ます。

ものがたり館の建物の中では、春日山城の映像が流れていました。

非常に分かりやすくまとめられており良かったです。

春日山城。

上杉謙信の本城として、素晴らしいお城でした。

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