2019年12月26日
■城名
武田氏館
■称号
日本100名城
■別名
躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)
■築城年
1519年
■築城者
武田信虎
■主な改修者
徳川氏、羽柴秀勝、加藤光泰
■天守
なし
■城郭構造
連郭式
■城分類
平城
■縄張り
・広さは周囲の堀を含めて東西約200メートル・南北約190メートル、面積は約1.4万坪(約4.6万m2)
・外濠、内濠、空濠に囲まれた三重構造
・中世式の武家館であるが、東曲輪・中曲輪からなる規格的な主郭部、西曲輪、味噌曲輪、御隠居曲輪、梅翁曲輪等から構成される
■歴史
・1519年甲斐源氏の嫡流である武田信虎が石和から館を移したことに始まる
■見どころ
西曲輪南北馬出、西曲輪南土塁
■100名城スタンプ
武田神社新府集札授与所
武田信玄で有名な武田氏館に行ってきました。
武田信玄といえば「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」 の名言が有名ですが、実際には武田氏館の背後に要害山城がありました。
甲府の駅前には武田信玄の銅像がありますが、何となくイメージが違う・・・。
結構歳を召した老人の像なんですが、もっと若々しくて鎧を着ているやつが良かったなぁ。
駅から歩いても行けるのですが今回はバスに乗りました。
バスを降りると目の前が武田神社。
ここが武田氏館です。
堀には水が溜まっています。
もとは土堀だったと思います。
武田神社は武田氏館をそのまんま神社にしています。
石垣で結構整備されていますが、もとはこの辺も土塁だったのでしょう。
館の中心となる主郭。
階段を上るとまっすぐに伸びた道が美しいです。
主郭の真ん中に武田神社があります。
その右手に授受所があり、そこで100名城スタンプが置かれていました。
宝物殿は有料なのですが、無料の場所にも置かれていて良いですね。
宝物殿は以前も入っているので今回はパスしました。
館の周りをぐるっと回ってみます。
西曲輪のほうに移動しました。
こちらはしっかりと土塁が残っています。
土塁の内側は石垣で整備されています。
これは当時もこのようになっていたのかもしれません。
土塁に登ることができる場所もあるので登ってみました。
少し高くなっただけで、結構甲府の街がよく見えます。
北側に向かってみました。
こちらでは現在発掘調査が行われていました。
何か新しいものが見つかるとよいのですが。
主郭と西曲輪の間の土堀です。
武田神社のすぐ隣には信玄ミュージアムが出来ていました。
以前来たのは10年以上前でしたが、その時はなかったと思います。
信玄ミュージアムでは武田氏の歴史が分かりやすくまとめられていました。
信玄の国造り。
特に有名な信玄堤は現在も水害対策で参考になるとか。
戦国武将として最強を誇っていた武田信玄。
信長の野望ファンとしては、必ず武田信玄を選ぶほど武田氏が大好きです。
病気でなければ全国制覇していたかもしれませんが、それも運命ですね。
久しぶりに武田氏を堪能しました。
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