■城名
神奈川台場(かながわだいば)
■所在地
神奈川県横浜市神奈川区
■見ごたえ
★★
■築城年
万延元年(1860)
■築城者
伊予松山藩
■主な城主
伊予松山藩、古河藩
■城分類
台場
■歴史
神奈川台場(通称「コウモリ台場」)は、江戸末期に勝海舟が設計し、伊予松山藩によって建造された台場です。主な特徴や歴史的な背景について以下にまとめます。
1.建造者と目的:
勝海舟が設計し、伊予松山藩が建造した。目的は、東京湾に侵攻してくる船舶に対する防衛を図ることでした。
2.構造と位置:
海岸から東京湾に突き出るように埋め立てられ、他の台場と異なる船溜まりと呼ばれる構造を持っていました。
総面積は約2万6000平方メートルで、権現山の土砂が埋立に使用されました。
3.使用された土地:
権現山(神奈川県神奈川区幸ヶ谷)の一部が使用され、頂部は現在の横浜市立幸ヶ谷小学校の敷地に該当します。
4.用途と実戦経験:
砲台が設置されていましたが、実戦に使用されることはありませんでした。
施設は主に諸外国の貴賓が港に入港した際に祝砲を上げるために使用されたとされています。
5.廃止後の利用:
神奈川台場は実戦には使用されず、その後の跡地は転用されました。
現在はJR貨物の東高島駅の敷地などとして利用されています。
6.形状と通称:
神奈川台場は星形の形状をしており、「コウモリ台場」とも通称されています。
欧州の城をモデルに造られたとされ、国内に3例しかない星形の台場の一つである。”
■遺構
石垣
■場所
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■城巡り記録
2023年10月26日
お台場の台場は有名ですが、神奈川県にも台場があったんですね。
しかも勝海舟が設計したとか。
もっと有名であってもおかしくない気がするのですが、あまり知られてはいないようです。
台場の跡地は公園になっていて、台場の歴史なども記載されています。
今は石垣しか遺構として残っているものはないのですが、周りがビルで囲まれていますが幕末を感じられる場所です。
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