「小川城」61城目@日本の城 #群馬県利根郡みなかみ町月夜野

■城名
小川城(おがわじょう)

■別名

■所在地
群馬県利根郡みなかみ町月夜野

■見ごたえ
★★★

■築城年
明応元年(1492)

■築城者
沼田景久

■主な城主
小川(沼田)氏、真田氏

■城分類
丘城

■縄張
小川城の縄張りは、東西から流れる二つの沢からなる天然の要害であり、本郭には土星の一部、南西には櫓台跡などが残っています。

■歴史
小川城は沼田景久が沼田城の西の備えとして築いた城です。
景久は二男の景秋に小川氏を名乗らせて城主としました。
景秋の子の秀泰は岡林斎と名乗り、沼田七騎のひとりに数えられています。4代景奥が討死して小川氏が断絶すると、上杉謙信の裁可によって赤松祐正が小川可遊斎を名乗り城主となりましたが、謙信没後の「御舘の乱」の際に可遊斉は真田昌幸に従っています。
しかし北条氏邦に攻められ可遊斉は越後へ敗走し、さらに昌幸が城を奪還すると小川氏一門の沼田衆の重鎮である北能登守を城代に任じています。
豊臣秀吉による真田領と後北条領の裁定により、沼田城及び小川城は後北条氏に、名胡桃城は真田氏のものとなります。
小田原攻めにより後北条氏の滅亡後、小川城は真田領となります。

■遺構
曲輪、土塁、横堀(空堀)

■指定文化財
町史跡

■ご城印

■場所

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■城巡り記録

2023年7月28日

みなかみにある小川城に行ってきました。


上毛高原駅にあるみなかみ観光協会に先に行き、御城印を購入しました。

駅から近いので徒歩でも行けます。

私はバイクで行きましたが、駐車場もありますので行きやすいです。


小川城は沼田氏が築城し、沼田城の西の備えとしていたようです。


次男に小川姓を名乗らせたそうですので、沼田氏の親族の城ということになります。


その後、小川氏は断絶し上杉謙信に寄せていたあk松氏が小川氏を名乗り城主となりますが、謙信死後の御館の乱では真田氏に付き、北条氏に攻められて敗走した後、また真田氏が奪還し、沼田氏へとなったようです。


小田原攻めの契機となった名胡桃城、そして沼田城。

上杉、真田、北条が奪い合ったすごい城なんですね。

そんなことを考えながら見学するとまず深い堀に圧倒されます。


すでに残っているのは本郭周辺の一部のようですが、ここまで深い堀は見ごたえがあります。


本郭の方から元の場所を見ましたが、この堀は容易に超えられないことが感じられました。

名胡桃城や沼田城に行く場合は、小川城も合わせて巡ってみると良いと思います。

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