■城名
国府台城(こうのだいじょう)
■別名
上総国府台城
■所在地
千葉県いすみ市国府台
■見ごたえ
★★
■主な城主
三階氏
■城分類
丘城
■遺構
土塁,曲輪,堀切,横堀
■指定文化財
市史跡
■歴史
城主については、万喜城(まんぎじょう)を本拠とした土岐氏に仕えた三階氏が国府台城を預かったとの伝承がありますが、築城者や築城年代ははっきりしていません。ただし、国府台城は万喜城から南西約1.5kmの位置にあり、その立地から万喜城の南方を守る支城としての役割があったと考えられます。
また、城の眼下を流れる夷隅川は、ここでクランク状に折れ曲がっており、流れが緩やかな場所が船着き場として利用された可能性もあります。さらに、この場所は夷隅川を渡る最適地のひとつでもあり、水陸両面において交通の要衝となっていました。周囲には伊北と伊南を結ぶ街道も通っており、陸上交通の監視拠点としても重要な位置づけにあったと推察されます。
●周辺の勢力との関係
国府台城の西約3kmには、小田喜正木氏の支城である大野城が存在しており、両城は勢力の境界を成す拠点だったと考えられます。天正年間(16世紀後半)には、万喜土岐氏と小田喜正木氏の関係が悪化し、夷隅川を挟んで対峙するような構図になっていったと見られます。そのような情勢の中で、国府台城は万喜土岐氏の最前線の城として機能していた可能性も指摘されています。
現在では、詳細な史料は限られているものの、国府台城はこの地域の戦国史を読み解くうえで欠かせない存在といえるでしょう。
■ご城印
■場所
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■城巡り記録
2025年3月14日
今は神社になっている場所は昔お城だったそうです。
少し高台となっている場所ですが、行ったらキュンがたくさんいました。
そういえば、千葉はキュンがものすごい繁殖して困っているというニュースがありました。
かわいいのですが、やはり野生は怖いですね。
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