■城名
千葉城(ちばじょう)
■別名
猪鼻城、亥鼻城(いのはなじょう)
■所在地
千葉県千葉市中央区亥鼻町
■称号
ご城印のある城
■築城年
大治元年(1126)
■廃城年
1516年
■築城者
千葉常重
■主な改修者
千葉氏
■主な城主
千葉氏
■天守
模擬天守
■天守構造
複合式層塔型[4重5階/1967年築/RC造模擬]
■城郭構造
■城分類
平山城
■縄張
猪鼻山は北は都川、西は断崖に面した天険の要害の地に築かれた平山城
突端の構造が猪の鼻に似ている、あるいは亥の方角を向いていることから、亥鼻の名がついたようです。
突端部には神明社と亥鼻城跡の碑があり、神明社のある郭は物見の跡と伝えられています。
そこから郷土博物館の間にほぼ唯一の遺構として土塁が残ります。
■歴史
鎌倉幕府を開いた源頼朝の挙兵に際し、いち早く参陣して東国武士団の動向に大きな影響を与えた重鎮千葉常胤の父である千葉常重が平安時代の1126年(大治元年)、上総国大椎城(現在の千葉市緑区大椎町)から拠点を移し、下総国(現在の千葉市中央区亥鼻町)に居館を構えた日本の城。
拠点を移して以来、1455年(康正元年)、千葉胤直が下総原氏の原胤房に追われるまで、千葉氏13代(約330年)に渡り両総に覇を唱えた千葉氏の拠点。
千葉氏最盛期の城主であったが1516年(永正13年)に落城。”
遺構 曲輪、土塁、横堀(空堀)
■ご城印
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■城巡り記録
2021年12月14日
千葉城というべきか、亥鼻城というべきか。
どちらがしっくりと来るのでしょうか。
グーグルマップでは亥鼻城跡となっていますし、ご城印も猪鼻城となっているので、亥鼻城の方がいいのかな。
漢字が違うのも気になるところですが。
本千葉駅で降りて歩いて見に行きました。
駅から5分くらいでつきます。
小さな丘の上にある平山城ですね。
階段を上ったところに天守がありました。
まずはご城印をもらうために、手前のお茶屋さんである「いのはな亭」に寄りました。
無事ご城印ゲットです。
そして天守へ。
現在は千葉市立郷土博物館となっています。
手前にある銅像がかっこいいですね。
銅像のモチーフは千葉常胤でしょうか。
タイトルは「飛躍」
サブタイトルに「大空に鏑矢を放つ」と記載されています。
石垣が綺麗だなとみていたのですが、あれっ。
綺麗すぎる。
石垣の間をセメントで固めているのかなと思ってよく見てみると
もう、全体的に作りものでした。
びっくりですね。
石垣自体が作り物。
石じゃない・・・。
天守は立派です。
天守があったこと自体確認されておらず、居館であったのでしょうけど、まぁ観光天守として見栄え的にも良いかと思います。
郷土博物館の入場は無料です。
千葉常胤が迎えてくれます。
源頼朝の挙兵に呼応して、いち早く参陣したそうです。
千葉氏の家系図もありました。
千葉氏は桓武天皇から連なる家系らしいです。
そして千葉氏の家紋。
「月星紋」と「九曜紋」の二種類があります。
月星紋が本家の紋であるという言い伝えもあるとか。
私的にも月星紋の方が好きです。
行ったのが16時くらいでしたので、ちょうど夕日がきれいでした。
千葉市内も近いこの場所に非常に目立つお城があっていいですね。
千葉県の由来ともなっている千葉氏の居城です。
千葉県民の人はしっかりと歴史を学ぶと、千葉がさらに好きになると思います。
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