■城名
八幡山城(はちまんやまじょう)
■別名
八幡城、近江八幡城
■所在地
滋賀県近江八幡市
■見ごたえ
★★★★
■称号
続日本100名城
■築城年
1585年(天正13年)
■廃城年
1595年(文禄4年)
■築城者
豊臣秀吉、豊臣秀次
■主な改修者
京極高次
■主な城主
羽柴秀次、京極高次
■天守
不明
■天守構造
(天守台あり:現存せず)
■城郭構造
放射状式連郭
■城分類
山城
■歴史
八幡山城は、1583年(天正11年)、豊臣秀吉が織田信長の安土城に代わる近江国の新たな拠点として築かせた城です。秀吉は甥の豊臣秀次に43万石を与え、そのうち20万石を城主とし、城下には安土城から移築された町が造営されました。八幡山は急峻な地形で山頂の城郭の使用が限られたため、城の中心は山麓の居館となり、多くの金箔瓦が用いられた華やかな造りでした。
秀吉は軍事的な要衝として、近隣の城を家臣に任せ防衛体制を整えましたが、秀次は1590年に清洲城へ転封。その後、京極高次が入城しましたが、1595年の秀次事件で秀次が失脚したため、八幡山城も廃城となりました。跡地には秀吉の姉で秀次の母である日秀尼が開基した瑞龍寺が移転され、城の歴史を偲ばせています。
■遺構
曲輪、石垣、空堀、犬走り、居館
■ご城印
■場所
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■城巡り記録
2024年8月11日
夏休みに家族旅行も兼ねて八幡山城へ行ってきました。
城下町の手前にある水堀を船で巡る八幡堀めぐりがテレビでやっていたので、ぜひこれは乗ってみようと思っていました。
一人1500円と結構な値段ではありますが、ゆったりと船で案内を聞きながら楽しめました。
小学生の子供たちは途中でちょっと退屈してしまったかもしれません。
そこから八幡山ロープウェイに乗ります。
往復950円です。
あっという間に着きますが、徒歩で登ったらかなり大変な高さです。
山頂駅からは散策。
30分コースが記載されていたので、そちらを参考に歩きました。
古い石垣がかなり良い感じです。
開けた郭の部分からは琵琶湖が眺められます。
少し下ったところに出丸があります。
こちらからは城下町の景色も堪能できます。
豊臣秀次の城として、小牧長久手の戦いの後に築城されたようですが、まだ戦用の城という意味合いが強いようです。
石垣は多くが野面積。
隅はちゃんと算木積に泣ていました。
石垣の間から木が生い茂っている場所も多く、この先崩れないか少し心配です。
一周回って最後に瑞龍寺へ行きます。
この場所が八幡山最高地点となります。
ご城印が欲しい場合はお寺の中に入ります。
八幡山のご城印ですが、予想以上に種類が多く、さすがにすべて購入するのは厳しいので、勢いで4枚選びました。
帰りもロープウェイで下ります。
下ったところにあるクラブハリエに立ち寄り、そのあとたねやでかき氷を食べました。
さらにそこから少し歩くとクラブハリエが提供するジブリ感漂うラコリーナという場所に行けるのですが、今回は行かずに駅へ戻りました。
八幡山城にはなかなか行く機会が無かったので、行けてよかったです。
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