■城名
三田城(みたじょう)
■別名
三田氏館、伝津戸三郎館、谷保の城山、谷保城
■所在地
東京都国立市谷保
■見ごたえ
★★
■築城年
室町時代
■築城者
津戸氏
■主な城主
三田氏、津戸氏
■城分類
平城
■歴史
●立地
三田氏館は、平地と丘陵が広がる多摩地域に位置し、現在の国立市谷保周辺に所在していたと推定されています。このエリアは湧水や谷戸地形が豊富で、中世の館を構えるには適した地形と環境でした。
●三田氏について
三田氏は西党の一族として、多摩地域を中心に活動していました。
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて、地元豪族として一定の影響力を持っていたとされています。
武蔵七党の他の一族同様、源氏や鎌倉幕府に協力して戦った記録が残る場合があります。
●遺構・発掘
三田氏館の具体的な遺構については詳細な発掘調査が行われておらず、現地に明確な遺跡は確認されていません。ただし、周辺からは中世の遺物が出土することがあり、館が存在した可能性を示唆しています。
●谷保天満宮との関連
三田氏館跡は谷保天満宮(東京都国立市谷保)に近い位置にあったとされ、天満宮の成立や地域の歴史に影響を与えた可能性があります。谷保天満宮は、鎌倉時代から続く古社で、三田氏の信仰に関係があったとも考えられています。
■遺構
曲輪、土塁、横堀(空堀)
■指定文化財
都旧跡(三田氏館跡)
■場所
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■城巡り記録
2025年1月1日
元旦に国立市にある谷保天満宮近くの三田氏館へ行ってきました。
谷保天満宮には行ったことはありましたが、その裏にあるこちらは初めて。
城山公園としてしっかりと整備されていました。
公園から少し脇道に入ると城山の説明版があり、そこから竹林を見ながら廻ります。
この竹林の場所が多分土塁なのでしょう。
結構な高さがあります。
もしかしたらこの道は堀だったのかもしれません。
ぐるっと回ると説明版がありました。
そこから少し下ったところに道がありますが、私有地の文字が。
このお宅も三田さんなので、代々この場所を守っているのだろうと思います。
城山公園の中にはいろいろな場所があり、大人から子供まで楽しめそうです。
さすが国立市という感じで、しっかりと整備されています。
公園の隅には旧柳澤家住宅があります。
茅葺屋根の古いお宅がしっかりと残っていてよいですね。
お正月早々楽しめました。
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